もともと “アニメーション映画の演出家” を志して上京した僕にとって、アイデア盛りだくさんに工夫された動画を見るのは、とても楽しい時間。
もちろん、マーケティング動画という視点で語れば、それらしい話もできるとは思うけど、せっかくなら 動画ならではの『表現』 というものに的(まと)を絞って書いてみるのも悪くはなさそう。・・というわけで、今日はスタンリー・キューブリック監督の名作 『2001年宇宙の旅』 のプロモーション動画をいっしょに観てみたいと思います。
ひとつは1968年に作られたオリジナル。そして、もうひとつは2012年(つまり今年)になって試作された、新しいバージョンという、2つの『2001年』プロモーション動画の “比較鑑賞” といった趣(おもむき)きです。
“新しいバージョン” とはいっても、かの名作を “リメイクする” という話があるわけではなく、本編をご覧になった方であればご存知のとおり、あの、どっしりと厚みのある長編映画を、もしも現代の宣伝マンが集客目的でプロモーションしたらどうなるか?・・という、いわば “本気で作られた二次創作”の試み。
細かい話はございませぬ。どうぞ、共通する素材(同じ商品)でありながら プロモーション動画から受ける印象がどう違うのか?それはいったいナゼなのか?という点に注目してご覧になってくださいませ。( 両方見ても4分です。)
▲オリジナルトレーラー
▲2012カットバージョン
・・どっちの “プロモ” が好みです?
個人的には、
返信削除懐かしさから言うと前作ですね、
何と言うか、"チキンラーメンが好き" みたいな・・・
あぁ、これは前作を見たことがあるからですが。
しかし、2012の方が音響と映像、セリフ、何か大変な事が起きてしまうのかもしれないと興味が湧いてくる。
なので、2012に1票!
お、2012年版に1票!
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