2012年7月15日日曜日

3つの壁について

おそらくコピーを研究している人なら、必ず一度は学ぶのが 『3つの壁』 というもの。
このテーマについての素直な感想は、以前、短い文章ではありますが書いたことがあります ( 読まない、信じない、行動しない )。

煎じ詰めれば、コピーがコピーたる所以は 『 3つの壁 』 を熟考することに極まる。・・ていうか、フツーの文章とコピーの違いって、たったこれだけのことだと思うわけで。あまりにもコピーを高尚に考えすぎて、“理屈の塊” みたいになっちゃう人が多いことを思い返すと、正直、「頭でっかちにならないでね~」と声を掛けてあげたいくらい。

誰だって売り込まれると思ってコピーは読まないし、スゲ~って思うことが書いてあっても 「はい、そうですか」 なんて、そう安々と信じるはずもない。・・じゃあどうする?
そう考えるところから “コピー” なり “マーケティング” なりの修行がはじまるわけで、そもそも 「オレの文章は読まれてる。どうだ?見事なコピーだろ!?」 みたいなノリでは、スタート地点からズレまくってるというお話。
ネットビジネスという名目で、アフィリエイトをやってて成果が出せない人。 あるいは、やろうと思ってるけど実行できないなんて人のほとんどは、ちょっと “頭でっかち” なんじゃないかな?

知識やノウハウは山ほど知ってても、結果が出ないってことは・・つまり、何かが間違ってる。その 間違いの根本にあるのが、『3つの壁』 について深く考えてないことが原因。というと言い過ぎだろうか?

まず、本気でコピーを身に付けたかったら、「誰も読んじゃくれませんよ。それでも書く?」 と自分に問いかけよう。そして、「会ったこともないあんたの文章なんか、信じられませんって!」 という心の声に立ち向かい、「それでも・・これを受け取ってください!!」 と、まずは “ひたすら” 語りかけてみる。“それって単純すぎるじゃん?” と笑うなかれ。
そんな “必死な思い” や “真剣な姿勢” から、あなたの “人がら” が、ジワ~っと、にじみ出てくるはずなんだから。

コピーにまつわる “ありがた~いテクニック” や、“たいそうな心理法則” といったものが、コピーのノウハウとしてあちこちに出回っている。・・だけど、それらをどう使いこなせばいいのか?ってことは、ここまで書いたような “心の葛藤(かっとう)” をくぐり抜けた ず~っと後で分かることなんです。

悩みもしない、考えもしない状態で、人を動かす言葉(=コピー)なんて書けません。・・いいえ、ほんとは書けるんだけども。

なんていうか、「もっとディープに極めようぜ!」 って伝えたいわけです。はい。 


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