▲『YouTube』 の ケヴィン・アロッカ氏 |
YouTube本社で “トレンドマネージャー” なる仕事をしているケヴィンさん。彼の仕事は、朝から晩まで動画を見続けること。・・世界中からYouTubeにアップされる動画を、ただひたすら眺めるだけという・・なんとも、うらやましいような、苦行のような、実に変わった専門職。そんな、たぶん世界で一番、ユーチューブ投稿動画に詳しい彼が語る 「ヒット動画はこうやって生まれる」 と題した7分間のプレゼンをご覧あれ。
この動画の中で、ケヴィンさんは成功の鍵として、流行の先駆者、参加型コミュニティー、意外性の3つを説明してます。また、実際に “圧倒的な再生回数” をたたき出している実際の動画と、それが “視聴者にどう見られているか?” という部分にまで迫りながら、わずか7分間の講演とは思えないほどの、濃密なヒントを提示してくれました。
ま、何はともあれ、ぜひ作業の手を止めてご視聴を・・
2つ目は、今週ずっと 『ニコ生』 でお話してきたテーマについて、現在進行形の話題がないかと探していて見つけたホットな動画です。・・ホットと言っていいのかか、熱い、というべきか悩むところですが、これは、ある小説をフォローするために作られた、マーケティング動画なんですね。これが。
▲『大日本サムライガール』キャンペーン |
その話題の小説が 『大日本サムライガール』。現在、アマゾンでも入荷待ち中の人気作品だそうです。
「多くの国で資本主義には綻びが生じ、民主主義は迷走状態に陥りつつある。我が国においてもそれは同じだ。日本政治はかつてない混迷の真っ直中にある。
日本国憲法が制定されてから六〇余年。権力が老化するのに十分な時間が経った。私たちは体制の変革を必要としている。
革新を成し遂げるのは、今この時をおいて他になし。さあ、維新の時だ。今こそ荒れ果てた現行政府の支配を終わらせよう。
私は生涯のすべてを懸けて、この国の未来のために決起した。
私はここに誓う。腐敗した政体に終止符を打ち、魂を尽くして私が日本の未来を創り上げてみせる、と。」
・・これが、キャンペーンに一貫する “キャッチコピー” なんだから参った。一本取られた!って感じですな。もともと小説の主人公 ( 神楽日毬 : かぐら ひまり )のセリフだったものを、そのままキャンペーンに使っていて、こんなサイトや、こ~んなサイト。さらには、こんなプロダクションまで立ち上げるという徹底ぶり。もちろん、各サイトに書かれているのは、すべて実在しない団体・個人でありまする。
はたして、どれだの人を巻き込むかはわかりませんが。今日ご紹介した 2つの動画をご覧になって、「そうか!こんな発想でいいのか。」とか、「どんなふうにコンテンツ化していったんだろう?」とか・・ いろいろ ご研究くださいね。
・・ではでは、今週もおつかれ様でした★
大日本サムライガールに興味がわいて、
返信削除Amazonでも品切れの「大日本サムライガール」を手に入れたんだけど
未だに読めてない^^;
早くしないと2巻が発売に・・・
決して2巻初版をそろえて
更なるプレミアなんか狙ってるわけじゃないからねw
急がないとww ・・おつ m(_ _)m
削除大日本サムライガール・・・
返信削除むっちゃ面白かった〜〜〜〜(*⌒∇⌒*)
2巻楽しみ〜〜