▲日本大好き、レイノルズさん |
“日本のZen(禅)の思想を、西洋のプレゼン技法に組み合わせる” という彼のコンセプトは傾聴に値する。・・と、しみじみ思うわけ。
僕がレイノルズ氏の “シンプルプレゼン” を知ったのは、昨年(2011年)の7月、NHK Eテレ『 実践!英語でしゃべらナイト ~夏の特別講座~』 を視聴した時のこと。・・たしか、メモを取りながら4週間ハマって見ていたように思う。
当時、スティーブ・ジョブズ氏のプレゼン技法が(たぶん)話題になりはじめた頃で、僕自身は レイノルズ氏のプレゼン技法(というか考え方)は、数あるプレゼンノウハウの中でも 一番しっくり肌に馴染んだことを覚えている。
今日、たまたま立ち寄った書店で 『シンプルプレゼン』 を見つけた僕は、躊躇なく購入。いやぁ~ やっぱりいい。しかもDVD付きと来たもんだ。このサービス精神には泣けてきます。
いつも思うことなんだけど、日本では個別バラバラになった “ちょちょ切れのノウハウ” の方が受けがいいらしい。・・たとえば 『英会話学習』 なんてのがそう。「スピーキング」「リスニング」「ライティング」「リーディング」といったものが、まるで別々の科目みたいに解説されるし、そういった個別ノウハウ本(?)がよく売れる。
あげくの果てには「やり直し中学英語」がどうした、「よくわかる文法」がどうの、「英語は単語だ!」みたいな “コレで分かる!” 的な本が、店の英語コーナーにワラワラ並んでる始末・・。これって、ほんと妙ちきりんな現象だと思うんだけどね。
だって 「読み」「書き」「聞く」「話す」 ってのは切っても切り離せない関係じゃない? “英語” っていう時に、どれかひとつを分離なんて出来るわけがない。・・日本語は読めるけど話せない とか、聞き取れるけど文字は読めません!なんて・・片寄った勉強の結果、困る姿が目に浮かぶ。
ところが、現実には各分野の専門家(?)たちがたくさんいらっしゃる。まことに不思議な世界。
“ビジネススキル” としてのプレゼン技法だってそう。「プレゼン」「スピーキング」なんていうベーシックスキルから、「コピーライティング」「マーケティング」という “やや専門っぽい技法” まで、こういった分野を含めて 『ビジネス・コミュニケーション技法』 と言ってはマズイんだろうか?・・なんて、そんな思いがつらつら浮かぶ。
ま、何はともあれ “ビジネス思考” としてのプレゼンテーションを、レイノルズさんの話から学んでみてはいかがでしょう?・・すっごく楽しいものだから。
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